お金を稼ぐってどういうこと?ビジネスの基本を学ぶ!

会社に頼らずひとり立ちするための知識を共有していきましょう!

遊んでるのに高収入?権利収入とはどんなものか [お金と仕事][ビジネス勉強その2]

こんにちは!

今日の内容では

お金の稼ぎ方に種類があるの?

というところにふれていきます(^O^)/

 

わかりやすい例としてこんなお話があります。

色々なところで使われている話なので、

聞いたことあるかもしれません。

 

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あるところに村がありました。

その村には井戸がないため、

遠くの川まで毎日水をくみに行かないといけませんでした。

 

そこで村長は

やる気のある人間を募集し、

「水を運んできた人間にお金を渡すよ」

という契約を結ぶことにしました。

これで水をくみに行くことができない人も安心です。

 

審査が行われ、二人の若者が最終的に合格しました。

そのうちの一人がタメゾウ君です。

タメゾウ君は審査で選ばれたことでやる気マンマン、

すぐに両手にオケをかついで川まで水くみに行きました。

毎日毎日丸1日、えっちらおっちら川と村を往復して

水を運び続けました。

すごくまじめに働くタメゾウ君。村人からの反応も好印象です。

 

その一方、選ばれたもう一人の若者、コウサク君

しばらく村から姿を消していました。

 

その間はタメゾウ君、競争相手がいないので

お金を稼ぎ放題です。してやったりという感じですね。

 

しかしコウサク君は遊んでいたわけではありません。

町にでて色んな人を雇っていたのです。

それはこう考えていたからでした。

「おらはタメゾウよりも力が弱いし、1日中働いたら倒れちまう。

同じ方法で水を運んでもいつかは体壊しちまうだろうなぁ。

なんとかチカラ使わんで水を運ぶ方法ないじゃろか?」

そして考えついた方法を実行するために、

町で必要な仲間を雇っていました。

 

さて準備ができて村へ戻ってきたコウサク君。

数人の仲間と穴を掘り、木を切りたおし、からくりを作り始めました。

何をするつもりでしょう?

よくわからない行動にたいして、村人はこんな目で見ていました。

「なぁに遊んどるんじゃ、コウサクは。水も運ばんと。」

 

1カ月の月日が経ちました。

その間、タメゾウ君は水を毎日毎日運び続け、

かなりのお金持ちになっていました。

そのお金であこがれだった自分の家も手に入れました。

 

ここにきて、ようやくコウサク君の作戦が完成します。

遠くの川から、からくりを使って水をくみあげ、

木でできた水路を通して村まで運ぶ、という作戦です!

 

この作戦は大成功!

コウサク君は水路から流れてくる水をどんどん売り、

タメゾウ君の何倍、何十倍ものお金を

ゲットできるようになりました。

 

さらにコウサク君はタメゾウ君よりも

安い値段で水を売ることにしました。

これにより、タメゾウ君もその値段に合わせて

値段設定をし直さないといけなくなりました。

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この話はもう少し続きますが、

今書いた部分が特に重要だと感じたので、そこだけ抜き出しました。

 

この話は

どちらかがエラくてどちらかがズイいとか、

真面目に働いても何にもならないとか、

まったくそういうことではありません。

 

お金の手に入れ方には2種類あるということを伝えているんです。

 

タメゾウ君のお仕事の方法は

「労働収入」

これはなじみがあるんじゃないでしょうか。

自分の時間と自分の労力を、

ダイレクトにお金にかえる方法です。

 

そしてコウサク君のお仕事の方法は

「権利収入」

自分の時間と自分の労力を、

お金を生みだす仕組みにかえる方法です。

 

どちらを選ぶかはその人の生き方次第なので

どちらがいいというわけではありません。

 

しかし

この違いを分かっておく必要はあります。

それを知らないとお金に恐怖感を持ち続けることになります。

人間が一番怖いのは「よくわからないもの」ですから。

 

大体のお金持ちは、この「権利収入」を

うまく使ってもうけているようです。

 

よくメディアで見る「お金持ち」のイメージは

どんなものでしょうか?

 

どうせまともなお金じゃないんでしょ?とか

よくわかんないけどいつも遊んででずるい、とか

悪いイメージが少しでもあるなら

それは間違いです。

僕も昔はそんなイメージをもっていたので

気持ちはよくわかりますが。

 

お金持ちたちは、コウサク君のように

水路をしっかり作ってきただけなんです。

しっかり働いてきたんです。

 

メディアで見えるお金持ちの姿は、

「水路を作り終わってのんびりしてるコウサク君」の姿なんです。

やるべきことをやってきたからゆったりしてるだけなんです。

 

汗水たらして働くことは素晴らしいことです。

が、

それとお金がもらえるかということはまったく別問題です。

 

お金を儲けるということは

どれだけの人の役に立ったか、ということです。

 

タメゾウ君はオケ何杯分かの水を届けました。

コウサク君は村人のほとんどが使えるだけの水を届けました。

 

コウサク君の方が村に必要とされることをたくさんやったのです。

だからお金もたくさんもらえてるんです。

 

これが

「労働収入」で稼げるお金より

「権利収入」で稼げるお金の方が多くなる理由です。

 

今回は以上になります。

僕も全体像がしっかり分かっているわけではないので

さぐりさぐりですが。

少しでも役に立ったのなら嬉しいです。

 

 

こちらの本の冒頭でもっと詳しく

収入のちがいの話が書いてあります。

これも僕がとても大事にしている本です。

改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)

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